数あるスキー場からどのスキー場に行くか迷いますね。始めたばかりだとどこに行ったらいいかわかりませんよね。30以上のスキー場に行ってみて、それぞれスキー場に特徴があることがわかりました。初心者の頃はスキー場選びに何度か失敗もしました。そこで、初心者向けにスキー場を選ぶ際のポイントを挙げてみたいと思います。
初心者のスキー場選びのポイント
どこのスキー場にするかは初心者か上級者か、ファミリーなのかデートなのか、車か電車なのかなどによって違ってきます。始めの頃はリフト券が安いというだけで選んで行ってみたら上級向けのスキー場だった等失敗したことも何回かあります。そんな失敗をしてもらいたくないので、私がスキー場を選ぶ際にポイントとしていることをあげたいと思います。
スキー場選びのポイント
私がスキー場を選ぶ際に基準にしていること
①コース
②雪道
③リフト券の価格
④ファミリー向けか
です。
①コース
行ってみたら中上級コースが多く滑れるコースがあまり無かったということが何度かありました。初心者やファミリーはいなく、アルペンの人が練習をするようなスキー場で恥ずかしい思いをしました。そんな経験からコースは必ず行く前にチェックをしてください。初心者の場合にはなるべく初級が多いところ、特にはじめてスキーをするこどもがいる場合には緩斜面があるか、こども専用の練習コース、スノーエスカレーターのある専用ゲレンデがあるとなおいいです。
②アクセスがよいか、雪道が大丈夫か
雪道を走ったことがない場合にはまずは雪道に心配のないインターから近い、山道を上らないようなスキー場を選びましょう。
うちは花園ICに近いので群馬は行きやすく、雪質もいいのですが、群馬のスキー場は一部を除いてインターから遠く、山の上にあるので、雪道を登っていかなければなりません。四駆ではないうちの車ではちょっと不安なので、群馬ははずします。もしくは雪のあまりないシーズン始めか終わりに行きます。その点、新潟の湯沢、塩沢辺りは雪が降っていなければICからも近く、雪道にそれ程心配ありません。とは言え、スタットレスは必須ですし、チェーンも積んでおいた方がいいです。ただ、新潟は晴天率がかなり低いのがネックです。行きたい日に行けないことも多いです。
長野は白馬、妙高、斑尾、志賀高原辺りは首都圏からちょっと遠く、雪道がちょっと心配なので全くの雪道初心者ははずしましょう。スキーバスドライバーさん曰く、斑尾が一番注意が必要と言っていました。また妙高はインターからスキー場が近いものの、豪雪地帯なのでバスが埋まっているシーンをよく見かけます。白馬、志賀高原はインターから遠く下道が長いのでちょっと心配。この辺は雪道に慣れてからの方がいいと思います。
雪道が心配なら湯沢辺りに晴れた日に行くのが一番安全かなあと思います。
③リフト券の価格
家族で行くとなるとリフト券がばかになりません。ファミリーで行く場合には子供無料のスキー場がトータルでお得です。関東近郊ではプリンス系(軽井沢、万座、苗場、かぐら、妙高杉ノ原など)、木島平、嬬恋(日曜のみ)、奥利根スノーパークなど。毎月第3日曜日はスキー子供の日で子供リフト券が無料になるスキー場が多いです。リフト券の安いスキー場に関しては別で書いていますのでそちらをご覧ください。ただ、安いだけで選んでしまうとコースが少ない、滑れる初級コースが少ない、ファミリー向けではなかったなどありますので、必ず行く前にチェックは必要です。
宿泊をする場合
宿泊をする場合にはリフト券付きのプランが安いこともあるので、旅行会社の出しているリフト付きプランを調べてみてください。地域によってはブラックボックスや妙高のメガボックスというのがありリフト券付きで平日ならかなり安く泊まることができます。ブラックボックスは土日はかなりプラス料金が発生するので一概には言えませんが、メガボックスは土日でもプラス料金が2000円までなので、妙高、斑尾に行く場合にはメガボックスがおすすめです。また電車やスキーバスで行く場合もセットになるとかなりお得になるようなので色々な会社で調べてみるといいと思います。
県別スキー場の特徴
県別のスキー場の特徴を少しあげてみたいと思います。
群馬県のスキー場の特徴
先程も書きましたが、群馬のスキー場は標高が高く雪質はいいのですが、インターから遠く、山の上にあるのがネックです。広さも長野県のスキー場にはかないません。
新潟のスキー場の特徴
インターからのアクセスがいいスキー場が多いです。山道も殆どないので、トップシーズンには行きやすいです。ただ晴天率がかなり悪いのがネック。標高が高くないので、3月に入ると雪質がいまいちになります。海に近くなると湿雪なのでパウダーは期待できません。そんな新潟でも標高が高く、雪質がいいのはかぐらスキー場。春スキーでも十分楽しめます。苗場、かぐら、GALAはゴンドラで標高の高い所まで登って滑るので、新潟の中でも雪質がとてもいいです。そのためか混んでいます。かぐら、苗場は混んでいても広いのであまり気にならないかもしれません。
長野のスキー場の特徴
パウダーを求めるなら長野です。晴天率もいいし。広いし。ただ首都圏から遠いのと山道がネックです。首都圏から近いのは上信越道沿いの湯ノ丸、パラダ、菅平です。
県別の特徴は下記で詳しく書いています。
また行きたいスキー場
30ヶ所のスキー場に行きましたが、また行きたいというスキー場は案外少ないものです。私が行った中でまた行きたいと思うスキー場をピックアップします。
また行きたいスキー場
パルコール嬬恋
初級向けのコースが殆ど。日曜子供無料。ファミリーにおすすめNO.1
野沢温泉
初心者コースがいい。バーンが広い。コースが多彩。どのレベルでも楽しめる
妙高杉ノ原
コースが長い、バーンが広い、初級コースが多い
斑尾高原スキー場
広い、コースが多彩、ツリーランが初心者からでも楽しめる
菅平高原スキー場
眺めが最高、高原を滑っているような感じ、バーンが広い、どのレベルでも楽しめる
白馬にはまだ行っていないので、行ったらまたアップします。
もう行きたくないスキー場
逆にもう行かない、行きたくないスキー場は舞子スノーリゾートです。お客のマナーがとても悪かったからです。スキー場側には何の問題もありません。舞子さん、ごめんなさい
初心者のスキー場選びのポイントのまとめ
初心者の場合にはどこにどんなスキー場があるかもわかりません。まずは車で行く場合には雪道に心配のない近いスキー場、電車やバスの場合もあまり移動時間の長くないアクセスのいいスキー場で初心者向けのコースがあるスキー場を選ぶといいでしょう。初心者でしたらコース数が多くなくてもいいかと思います。リフト券の料金は早割、子供リフト券無料を除けば、それ程大きな差はありません。ですので、まずはアクセスのいい初心者向けコースの多いスキー場を選ぶといいでしょう。
私がおすすめする上記の条件を満たしたファミリー向けのスキー場は湯沢中里、岩原、軽井沢プリンス、ちょっと下道が長いですがパルコール嬬恋です。行った時の記事もアップしていきますので、そちらも参考にしてみてください。